日本では経験できない25頭立て レース前に受けた驚きの指示とは!?

2018年08月30日(木) 18:01

キャリアアップ

▲日本では経験することのできない25頭立ての2歳未勝利戦に騎乗

頭数が多すぎるため全馬がパドックに入りきれず…

 netkeibaをご覧の皆さん、こんにちは。野中悠太郎です。

 今回は、先週カラ競馬場で騎乗したレースの回顧と、レース前に受けた驚きの指示について、そして読者の方からいただいた質問にお答えしたいと思います。

 先週騎乗したカラ競馬場での2歳未勝利戦(芝1200m)は、日本では経験することのできない25頭立てという多頭数でのレースでした。

 僕が騎乗したのは、ムルタ調教師がオーナーも務める2歳セン馬のIce Bullet。追い切りにも騎乗しましたが、正直なところまだ体力がなく、仕上がりもあまりよくないな…という印象でした。レースに行くにはまだ早いようにも感じましたが、ムルタ厩舎はこのレースに3頭を出走させていたこともあり、騎乗させていただくことになりました。

 レース当日は、頭数が多すぎるため全馬がパドックに入りきれず、プレパドックといわれるメインのパドックよりも少し小さいパドックも併用。そして、僕を含めムルタ厩舎の管理馬に騎乗する騎手3人でパドックへ向かい、調教師からの指示を受けました。
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野中悠太郎

1996年12月29日、福岡県出身。実家が小倉競馬場の近くだったことから騎手を目指す。同期は加藤祥太、鮫島克駿、三津谷隼人。2015年に美浦・根本康広厩舎からデビュー。兄弟子の丸山元気、妹弟子の藤田菜七子に囲まれながら腕を磨く。馬券穴派からの支持が厚い。

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