【目黒記念】 割れ気味の上位人気のなかで本命馬をどのように決めるか?

2020年06月02日(火) 18:00

予想の頭脳

単勝4.1倍と1番人気としてはやや頼りないオッズだったが、恵まれたハンデを生かして重賞初制覇を果たしたキングオブコージ(写真提供:デイリースポーツ)

『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、日本ダービーの余韻が残るなかで行なわれた目黒記念を取り上げます。人気決着となったGI直後の波乱含みなハンデ戦を、果たしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!

3連勝の内容を精査したうえで、枠順から展開を読み解く

 最初に紹介するのは、南関東競馬を主戦場とする「ラッキー社」です。混戦模様ということで、1番人気ながら最終的にも単勝4.1倍と決して信頼度の高くなさそうなキングオブコージでしたが、これをしっかりと本命に指名します。舞台がJRAの芝でも、「3連勝でパワーアップしてきたのは確かだし、好位のインコースで競馬ができそうなのもポイント」と、能力や展開の読みは的確でした。

 そして相手にも、6番人気のアイスバブルを「このタイミングでレーン騎手起用で期待できる」と選び、見事に本命対抗で的中。馬券はその2頭を軸に据えた3連複で、192.7倍を1,000円的中させ、19万円超の払戻しを手中にしました。予想結果はこちら
予想の頭脳

馬の能力把握とレーン騎手起用の意図を読み、3連複を仕留めたのは見事

前走の敗因要因をしっかりと分析し、本命に推す協調材料に転化

 もうひとりは、レース条件に合った馬の選択で定評のある総合派のnige氏です。こちらの本命は6番人気2着のアイスバブル。前走のオープン特別での6着敗退は、「超スローペースの上がり勝負で、展開不向き&外追走&苦手な上がり勝負で当然の凡走」とまったく気にもかけず。

 さらに、昨年は同舞台のアルゼンチン共和国杯で11着でしたが、「流れやすい目黒記念で想定するペースなら期待できる」と強く推したのです。結果は、対抗に選んだキングオブコージとの馬連46.3倍が2,400円の的中。11万円超の払い戻しとなりました。予想結果はこちら
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アイスバブルの巻き返しを推すことができたのも、過去の敗因分析をしっかりできていたからこそ

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ウマい予想家

高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券

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