2020年07月21日(火) 18:00
もともと波乱の目立つ函館記念だが、今年も15番人気のアドマイヤジャスタが勝利(写真提供:デイリースポーツ)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。先週は土日に行われた3重賞のいずれも、2ケタ人気馬が優勝する波乱となりました。そこで今回は、超人気薄馬に果敢に◎を打って馬券を的中させた、ふたりの予想家の“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、回収率にこだわる速風駿氏です。函館記念で本命に推したのは、8戦連続で掲示板を外し続けながら、単勝77.3倍で優勝した15番人気のアドマイヤジャスタでした。6戦連続で2ケタ人気からの前走の同距離重賞の鳴尾記念6着を見て、「そこまで負けていない」「本馬の実績から芝2000が最も適性距離であると感じた」と、鋭い読みを披露します。
さらに「父ジャスタウェイの天皇賞、現ドバイターフ、安田記念からも2000mくらいが良い」「吉田隼人騎手はローカルで実績を積んできたジョッキーでここでの一発はありえる」と血統や騎手を含めた多角的な強調材料もありました。
過去のレースぶりだけでなく、距離適性、騎手など総合的な観点から高配当を見事にGET!
もうひとりは、元岩手競馬騎手の鈴木麻優さんです。こちらは函館2歳Sで10番人気で優勝したリンゴアメを、「函館コースは小回りコースなのでコーナーでうまく立ち回れる器用さのある子を重視して選びます」と、元騎手らしい視点で抜擢しました。
過去傾向的には大苦戦していた芝1000m組でしたが、「ゴールしてからも余裕を見せる素振りがありましたから距離が伸びても大丈夫」と意に介さず。そして「逃げる競馬で勝っている子が多いのでこのレースができた点は大きな強調材料」と、まったく気負わずに本命に抜擢しました。
元騎手ならではの視点を生かし、脚質からコース適性と距離適性を見抜き、キッチリ馬券につなげた
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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