2020年09月14日(月) 18:00
9月8日、大井競馬場では、騎手免許試験に合格したばかりの地方競馬教養センター100期4名の修了記者会見が行われました。コロナ禍ということで、感染拡大防止対策を行いながらの実施。
新型コロナウイルス感染拡大防止を徹底して実施(撮影:高橋華代子)
4人の顔ぶれをご紹介していきましょう。(写真撮影のみマスクを外しています)
100期候補生4名の集合写真(撮影:高橋華代子)
北海道網走市出身 19歳 浦和競馬場の平山真希厩舎所属
七夕騎手候補生が騎手を目指したのは、動物が好きだったことと、小柄だったことで(現在は151.2センチ)、馬主さんだったかかりつけのお医者さんが勧めてくれたそうです。
お名前のインパクトが抜群ですね!自身も親戚以外に「七夕」さんには会ったことがなく、裕次郎という名前は石原裕次郎さんの熱烈ファンだった祖母がつけてくれたそう。
愛知県春日井市出身 20歳 笠松競馬場の後藤佑耶厩舎所属
長江騎手候補生は高校卒業後にこの世界へ。父親が乗馬クラブに通っていたこともあり、テレビで競馬中継も何気なく見ていたそう。そんな中、馬の疾走する姿に感動し、自分もやってみたいと思い続けてきたことが、騎手の道を目指すきっかけになったそうです。
高知県高知市出身 17歳 高知競馬場の打越勇児厩舎所属
井上騎手候補生の祖父母は打越厩舎で働く厩務員さん(祖父は紀三井寺競馬場の元騎手)。祖父が担当していたメイショウパーシーが2016年の建依別賞で重賞を勝ち、その時の鞍上だったのちに兄弟子となる宮川実騎手の姿に魅了。最初から高知競馬場の騎手になりたかったというほど、地元愛たっぷり。
熊本県阿蘇市出身 18歳 佐賀競馬場の三小田幸人厩舎所属
佐賀競馬場の近所で伯父が居酒屋を営み、競馬場関係者がお客様として来ていたこともご縁に。中学生の時に熊本地震に遭遇し、自宅も被災し祖母の家に避難していた時期もあったそうです。「被災した皆さんの力になれるように頑張りたいです」(飛田騎手候補生)。テコンドーは黒帯(1段)で、全国大会の常連。
それぞれの勝負服を着用しての撮影。初々しい姿です(撮影:高橋華代子)
4人とも10月1日付の免許。それぞれの競馬場で、怪我には十分気をつけて、後悔のない騎手人生を送って欲しいと思います!
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高橋華代子
南関東競馬リポーター。宮城県仙台市出身。元NHK山形放送局キャスター。タイキフォーチュンがきっかけで競馬の世界を知り魅了され、競馬を伝える仕事に就きたく上京。MXテレビ大井競馬中継を経て、現在は南関東競馬内で取材活動を行っている。南関東競馬公式ウェブサイト内・南関魂、大井競馬ホームページ、サンケイスポーツ、楽天、ウェブハロン、ターファイトクラブ会報誌、馬事通信など。
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