2020年10月20日(火) 18:00
圧倒的1番人気のプレッシャーをはねのけ、見事に史上初となる無敗の牝馬3冠に輝いたデアリングタクト
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、史上初の無敗の牝馬3冠がかかった秋華賞を取りあげます。断然の1番人気だったデアリングタクトが見事に勝利を収めた一方、他の人気馬は総崩れに。そして2-5着馬が10、9、12、16番人気という一筋縄では捉えきれない一戦を、果たしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、南関競馬伝説の予想士「誠の予想」です。まずはデアリングタクトを「牝馬3冠はほぼ確実と考える」と高評価。「どんな状況のレースでも、キッチリ計ったように差し切る器用な能力は、展開もまったく問題にしない」と圧倒的な信頼を寄せました。
さらに注目すべきは、10番人気2着のマジックキャッスルをキッチリと対抗に指名したことでしょう。南関競馬でその名を馳せた、競走馬の動向を丁寧に追いかける手法はここでも健在で、「デビュー2戦目でマルターズディオサのクビ差2着」から振り返り、2走前のオークスを「直線内を付き前が塞がり抜け出すのに骨を折ってもコンマ4秒差の5着」だったことに着目しつつ、前走も「やや重ながら直線だけでコンマ2秒差の4着と有力馬相手に互角の戦いをしており、能力的に評価できる」と2ケタ人気を歯牙にも掛けず強く推したのです。
デビュー戦からのレースぶりを、しっかりと自身に蓄積してきたことがここで生きた格好だ
もうひとりは、先週に引き続きの登場となった仲真司氏です。【人気馬の取捨】に定評のある予想家だけに、こちらもしっかりとデアリングタクトを本命に推しつつ、【推奨穴馬】には9番人気3着のソフトフルートを抜擢しました。
「先行して早めに抜け出せる脚質は、直線の短い京都の内回りコースに合う」ことにくわえ、「前走の勝ちタイムは優秀で、距離は1ハロン違うものの同週の神戸新聞杯のコントレイルのタイム指数と比較しても遜色ありません」と、適性と能力の両面から強く推したのです。
前走タイムの中身をしっかりと評価し、人気に捉われない穴馬抜擢で3連単をGET!
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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