2021年03月09日(火) 18:00
好位から1番人気カレンモエを見事に差し切り勝ち。前走の結果だけ見れば惨敗も、やむを得ないものと実力を見極めた(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、高松宮記念の前哨戦であるオーシャンSを取りあげます。2ケタ人気馬が1番人気馬をハナ差押さえて優勝した波乱の一戦を、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“馬券億り人”真田理氏です。まずは【レース見解】として、「中山の馬場はフラットぐらいの時計で前有利、内有利の馬場」と指摘。さらに「近走力を出せなかった馬を狙う」との方針を表明しました。
そこで狙ったのが、「前走は伸びない内を走り、長い直線が向かず、前々走は直線窮屈でしっかり追えなかった」コントラチェックです。11番人気の超人気薄ながら、「中山替わりプラス」「フラットぐらいの時計の馬場プラス」で、「今回近走よりも積極的な競馬でスムーズなら上位のチャンス」との読みが見事に嵌まり、2番手先行から優勝となりました。
距離短縮で2走結果が出ていなかったものの「力を出せなかっただけ」と見抜いた鋭い読みで高額的中をお届け
もうひとりは、馬場・枠・展開を軸にした総合予想のTARO氏です。おなじく、「先週の馬場を見ても中山はインが優勢」「スピードと立ち回りを重視して狙いたい」との馬場読みから導きだした本命がコントラチェックでした。
2走連続で同距離の1200m戦で2ケタ着順に終わっていますが、「前走は出遅れがすべて」「2走前は完全な外差し競馬の内枠でもがく苦しい展開」と内容的には巻き返し可能とのジャッジを下します。
コントラチェックは相手の一頭ではなく◎。予想を参考に3連単で1600倍以上の高額な的中を狙うこともできた
ちなみに両氏とも、14番人気4着のヒロイックアゲンにもしっかりと印を回しての、◎→○→△での的中でした。つまり、馬場や展開を読み切った“必然”の2ケタ人気本命だったのです。
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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