2021年03月16日(火) 18:00
前走の阪神JFでの大敗の要因をしっかり見極め、本馬の実力と相手関係から8番人気の本命指名に至った(c)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、桜花賞トライアルのフィリーズレビューを取りあげます。本番に繋がりにくく波乱傾向も強い一戦を、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
今回紹介するのは、『絶対フォーカス』の米田幸憲氏です。まずは、8番人気優勝のシゲルピンクルビーを本命に抜擢。人気薄馬にも関わらず、論理的で明確な推奨理由が挙げられていました。
最初に触れたのが前走の阪神JFについて。「キャリア1戦でのGI挑戦はいかにも厳しい条件だったものの、前半はしっかりペースにも対応」していたため、17着大敗にも関わらず能力が高いと評価します。さらに、「レース振りから1Fの距離短縮はプラス材料」「しっかり立て直された効果が調教の動きにも表れている」と強調。その2点を踏まえ、「阪神JF組では上積みが最も見込める馬」ゆえに「桜花賞というよりもここが勝負」と読み切ったのでした。
また、11番人気3着のミニーアイルも4番手の高い評価を与えていました。そして、「有力各馬が軒並み休養明けだけに、順調に使われているアドバンテージを生かせば差し切りまで視野に入る力を秘めている」との予測どおりに、4角15番手から見事に激走を遂げたのです。
勝ち馬だけでなく、11番人気ミニーアイルの激走も読まなければ3連系を的中できない難易度の高いレースとなった。
お気に入りの予想家を逃さずキャッチ! 自動購入機能がオススメです。
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
ウマい予想家「予想の頭脳」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
ウマい予想家
高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
プロフィール
米田幸憲の予想をチェックしておこう
コラム
【動画】「万馬券的中の極意に迫る」<第21回>小田哲也
「終わりなき調教への情熱」<第26回>井内利彰
「ヒットメーカーが語る高知競馬攻略の極意」<第32回>山崎伸浩
競輪
競輪を気軽に楽しもう!全レース出走表・競輪予想、ニュース、コラム、選手データベースなど。