2021年05月11日(火) 18:00
タイトルホルダーにタイム差なしの2着した弥生賞から、皐月賞へは向かわずにマイルを選んだ(c)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、3歳マイル王決定戦NHKマイルCを取りあげます。逃げが予想された3番人気バスラットレオンのスタート直後の落馬というアクシデントもあった一戦を、どんなアプローチで攻略できたのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、中日スポーツのエースTM、大野英樹氏です。前走の弥生賞2着の内容を精査した結果、「2000mはこなせるが、ベスト距離ではないことは良く分かった」とシュネルマイスターの距離短縮を高く評価します。なにより、「クラシックを目前に目標をマイルへと切り替えてくるのはなかなかできない。よほどの適性を感じているからこその路線変更だ」と陣営の本気度を信頼しての本命となりました。
さらに重視する展開予想からも「今年のメンバーならある程度は前が速くなりそうなだけに中距離で折り合いを付けさせてきた経験は生きる」と強調したのです。
7人気ソングラインを3番手評価し、見事3連単的中を射止めた
もうひとりは、プロボウラーの岩見彩乃プロです。おなじく本命には、「実力充分!」なのにくわえ、「このレースにめちゃかけてる感じ」を嗅ぎ取ってシュネルマイスターを推します。ただし、相手には7.6.11.5.10番人気を指名。しかも対抗には7人気2着のソングラインをきっちりと挙げるだけでなく、惜しくも馬券内とはならなかったものの好走した11人気4着リッケンバッカーも4番手評価としていました。
切り口は違うものの、岩見プロも陣営の勝負気配を重視しての好結果に
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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