2021年05月18日(火) 18:00
大阪杯の4着から主戦場マイルに戻り、あっさり圧勝してみせたグランアレグリア(c)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、春の女王決定戦・ヴィクトリアマイルを取りあげます。単勝1.3倍の断然の人気馬がいる一戦で、どんなアプローチによって大きな儲けに繋げることができたのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、「馬群マスター」の太組不二雄氏です。逃げ馬や過去のレース内容から、4コーナーの隊列を予測するオリジナルな予想法から選ばれたのが、圧倒的な人気馬グランアレグリア。前年が「漁夫の利レース」だったことを重視し、同様の馬群だった2020スプリンターズSと2020安田記念を連勝していることが決め手になりました。
※「漁夫の利レース」とは※ 強い先行馬がいて厳しい流れが作られるレース。前目の馬は消耗するため、後方の差し、追い込み馬が漁夫の利的になだれ込むのが、このレースの特徴。
さらに、他の「漁夫の利レース」である今年の阪神牝馬Sや中山牝馬Sなどで好走していた馬を相手に抜擢。中山牝馬S優勝の10番人気ランブリングアレーや阪神牝馬S2着の5番人気馬マジックキャッスルに重い印を打ったのです。
10人気と5人気の相手もズバリ
もうひとりは、“レース直前の気配で勝負する男”太田将紀氏です。こちらもやはり、「断然人気が示す通り、まともなら負けられない相手」とグランアレグリアに自信の本命を打ちます。ただし、「相手は人気ほどの実力差があるとは思いません」と指摘。そして「条件が合いそうな3頭に絞り勝負」と選んだ馬は、なんと7.8.10番人気の人気薄馬。
◎→△の馬単で高額払い戻しを実現
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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