【七夕賞回顧】人気上位が拮抗の難解重賞を射止めた予想のポイントとは?

2021年07月13日(火) 18:00

予想の頭脳

格上の揃った前走の安田記念を5着した自信を胸に、一杯になりながら最後まで粘り込んで重賞初勝利を飾った(撮影:小金井邦祥)

『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、福島の名物レース・七夕賞を取りあげます。1番人気苦戦で波乱必至のハンデ重賞を、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!

 最初に紹介するのは、ラップ派の小林誠さん。まずは、「けっこう先行指向が強いメンバー構成となったが、馬場コンディションは「前&内」に有利」と指摘。となれば当然、「前半3ハロンタイムを基準に出走全馬の比較を行い」、そのレースで「前に行ける可能性が高い馬」を狙う小林氏の手腕が冴えます。そして本命には、積極策が予想されたトーラスジェミニに打ちます。展開利だけでなく「前走はG1の安田記念でも差のないレースをするなど、充実ぶりが目立っている」点も強調材料でした。

 対抗には、トーラスジェミニと同様に、「ハナが絶対条件」というタイプではない逃げ馬のロザムールを指名。「競り合いにはならず、どちらかがスッと引いて兼ね合うはず」「このカタチになればペースも厳しくはならず、なおさら前残りの可能性がアップする」との読みどおり、結果はこの2頭の“行った行った”での決着となったのです。

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 もうひとりは、プロボウラー予想家・岩見彩乃さんです。こちらもおなじく「逃げ、先行メインで選びました!」と、前残りをイメージして2人気優勝のトーラスジェミニを本命に推します。「ぽつんぽつんと1着とってて」と、勝つか負けるかという戦績の評価。

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ウマい予想家

高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券

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