2021年10月12日(火) 18:00
5年振りに勝利を挙げ競馬ファンを感動させたマカヒキ
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、秋GIに繋がる京都大賞典を取りあげます。8歳のダービー馬マカヒキの復活勝利という驚きの結果になった一戦を、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“高配当をワイドで仕留める男”シューヤ氏です。なんと本命は9番人気優勝のマカヒキ、対抗に4番人気3着のキセキ、そして3番手評価に1番人気2着のアリストテレスという完璧な予想でした。
4歳以降は未勝利で、2年半以上も馬券に絡めていない8歳のマカヒキについては、「GI以外のレースに出るのは久しぶりになるが、これまではほとんど崩れていない」とひさしぶりのGII出走に注目しました。さらに加齢による衰えに関しても、「昨年のジャパンカップでも強敵相手によく食らいつけており、このメンバーならチャンスはあると見たい」と一蹴。「調教は動けていて8歳でも調子は良さそう」とダービー馬の底力に期待したのです。
もうひとりは、“究極の相馬眼を持つパドック派”古澤秀和氏です。おなじくマカヒキ本命ですが、こちらは「近走は結果が出ていないが、馬体を見る限りはそれほど衰えがない。むしろ、今回は良く見せるし、毎度の休み明けでも仕上がりは良さそう」とフィジカル面を積極的に評価します。「調教でも弾むようなバネの利いた走り」と低迷している8歳馬というプロフィールに惑わされません。
さらにキセキについても、「角居厩舎の解散で辻野厩舎になっているが、転厩当時から体付きが変わってきたし、そのモデルチェンジが完成してきた印象」と、7歳馬の馬体の変化を敏感に指摘したのです。
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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