2021年11月23日(火) 18:00
デビューから2連勝を飾ったイクイノックス(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、登龍門レースとして大注目の東京スポーツ杯2歳Sを取りあげます。ホープフルSやダービーにも繋がるハイレベルな一戦を、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“二頭流で好配当を掴む男”石橋武氏です。「毎年レベルの高いメンバー構成になる」「長く速い脚が必要とされる」というレース傾向を重視しての本命馬が、6人気3着のテンダンスでした。まずは、2走前の新馬戦での2着を「早めに抜け出さざるを得ない展開で苦しいなか、よく走っていた」と分析。さらに前走の未勝利戦も「今回求められるようなスローから急加速しつつ長く脚を使わされる競馬で楽勝」だったと評価したのです。
残念ながら連対には届きませんでしたが、しっかりと対抗には1人気勝利のイクイノックスを据えて単勝を的中。くわえて、3連複28.0倍を2,000円と厚く購入し、5万円超の払戻金を獲得しました。
つづいて紹介するのは、コース形態・馬場・展開・力関係など総合的に判断して、レース条件に合う適正の馬を選択するnige氏です。こちらは、勝ったイクイノックスの新馬戦を「追い出しを待って余裕のある勝ち方は6馬身の着差以上に強い内容」と強調して本命に推します。また対抗には、「速い上がりの対応が未知数だが、速い上がりの重賞で好走があるカデナ・スズカコーズウェイの半弟」「対応できていい血統面の下地はある」とテンダンスを選んだのです。
そして4番人気2着のアサヒも、「戦ってきた相手関係から、重賞でも馬券圏内争いに加われていい」としっかりと買い目に入れ、3連単93.5倍を500円的中させたのです。
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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