2021年12月21日(火) 18:00
2歳マイル王の栄冠を勝ち取ったドウデュース(C)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、2歳マイル王決定戦・朝日杯フューチュリティSを取りあげます。3、1、4番人気の人気サイドで決着した一戦を、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“調教捜査官”井内利彰氏です。まずは、京都競馬場での開催がなく阪神の連続開催となった昨年の結果から、「併用系統の調教タイプに有利なレースであることは間違いありません」と最適な調教タイプを炙りだします。
そして、該当馬が複数いる中から「標準多めトラック主体」のドウデュースを本命に選択した最大の理由は、「未知の魅力」でした。『不思議な馬なんですよ』との武豊騎手のコメントを紹介しつつ、「パワータイプなのか、スピードタイプなのか、判定が難しい」ことによる単勝オッズの妙味に着目したのです。
そして馬券は、3番人気優勝のドウデュース単勝7.8倍を3300円購入。さらに、3番手評価2着セリフォスとの馬連10.6倍を1000円、対抗に推した4番人気3着ダノンスコーピオンも交えた3連複23.5倍を800円と、トリプル的中を果たしたのでした。
つづいては、“究極の相馬眼を持つパドック派”古澤秀和氏です。
こちらも同じく優勝したドウデュースを本命に推します。
ただしその視点は馬体派らしく「ハーツクライ産駒の中では非常にバランスが良く、筋肉がしっかりと発達しているのに手先も軽い」、「ツナギの角度や飛節の折の深さも理想的」と調教派とは別角度な強調材料を提示してくれたのです。
また、2番人気5着に終わったジオグリフについても、「中間の写真で左前の菅骨に傷があるのが嫌な材料」と指摘。「押さえは必要かもしれないが、馬券的にはそこまでにしたい」と買い目からしっかりと外していたのも印象的でした。
馬券は、ドウデュースの単勝7.8倍を5000円と厚く購入。さらに3連複23.5倍も500円的中させたのです。
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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