気性面の課題を克服したメイケイエール(C)netkeiba.com

　最初に紹介するのは、“勝ち続ける3連単馬券術”のキノピー氏です。

　本命は2番人気優勝のメイケイエールでした。まずは前走のスプリンターズS4着を、「出負け気味のスタートで、道中外に出してポジション押し上げるのに脚を使ったが、最後までしぶとく伸び」たことを評価。気性面に課題のある馬ですが、「折り合いさえつけばここなら勝ち負けできるだけの力は備えているはず」「休養を経ての成長にも期待」と、能力の高さから1着となる可能性を追ったのです。

　一方、7番人気2着のシャインガーネットも「引き続き手の合う田辺ジョッキーの継続騎乗も心強い」と強調。さらに3人気3着のナランフレグも、「終いの脚確実で、実績ある中京替わり歓迎」ときっちりと印を回しました。そして馬券は、◎メイケイエールを頭固定にした3連単フォーメーションで、430.8倍を300円的中。12万円超の払戻金を獲得したのです。

　つづいては、南関東競馬公認予想士「ザ・トップ」主催の藤田徹氏です。

　注目は、1番人気カレンモエや3番人気ナランフレグよりも、4番人気エーポスや7番人気シャインガーネット、6番人気ビアンフェを力差ない2番手グループと考えたことでしょう。しかも前走のスプリンターズSで前記ビアンフェに斤量4キロ差で先着したメイケイエールに対して、今回は斤量2.5キロ差に縮まるにも関わらず逆転されないと読み切ったのです。

　それゆえ馬券は、◎メイケイエールを1着固定した買い目のみに絞ります。すると馬単59.9倍を800円、3連単430.8倍を500円とダブル的中！26万円超の払い戻しに成功したのです。

　単なる予想だけでなく、それを巧みに馬券へと落とし込む、予想士歴30余年の“頭脳”にもご注目ください。