2022年02月22日(火) 18:00
1番人気になるはずだった(?)カフェファラオ(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、今年最初のGIであるフェブラリーSを取りあげます。昨年の優勝馬が2番人気にとどまった妙味ある一戦を、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
今回紹介するのは、「ラップギア理論」の岡村信将氏です。まずは、「2021年のホープフルSから今週の2022年ダイヤモンドSまで、重賞では1番人気が19連敗継続中」と大きな俯瞰から予想を開始します。そして、「1番人気の成績が良くないというイメージが、オッズにまで影響してきているということではないか?」「このフェブラリーSのオッズにも波及しているようで、例年とは ちょっと違うオッズ構成にもなりそう」と指摘。そういった状況を踏まえ、「1番人気になるはずなのに、1番人気にならない馬」に狙いを定め、ディフェンディングチャンピオンながら2番人気勝利のカフェファラオを本命に推したのです。もちろん、「実はその前年フェブラリーS勝ちが結構すごくて、この勝ち時計1分34秒4は重・不良馬場を除けば東京ダート1600メートルのレコードに相当するタイム」と能力的な裏付けを強調することも怠りません。
さらに、G1になって以降の過去24年のフェブラリーS出走馬を3つのグループに分けて、今年は「A…前走、JRA重賞または海外重賞で1着だった馬」を2頭選び、きっちり5人気2着のテイエムサウスダンを相手候補に指名したのです。
馬券は、◎カフェファラオの単勝5.1倍を7000円購入してしっかりと利益を確定しつつ、さらに馬単46.9倍も2000円的中! 上位人気の組み合わせながら、見事に12万円超の払戻金を獲得したのです。
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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