2022年03月15日(火) 18:00
15番人気で勝利したクリノプレミアム(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、3連単が173万馬券となった中山牝馬Sを取りあげます。15、12、1番人気で決着した超難解な一戦を、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“高配当をワイドで仕留める男”シューヤ氏です。
なんと本命には、15番人気優勝のクリノプレミアムを抜擢! 前走の京都牝馬Sの16着大敗も「1400mの重賞の流れが合わなかった印象で、最後は無理をしなかった」と歯牙にもかけません。
さらに、前々走の京都金杯での5着を「マイペースで運べれば重賞でもやれており」と評価し、「距離が延びた方が良さそう」と距離延長での激走を読み切ったのです。 そして対抗にも、1番人気3着のミスニューヨークを「前走は外から一気に強い競馬だった」と推し、◎○のワイド65.8倍を5,000円と厚めに的中。32万円超の大きな払戻金を獲得しました。
もうひとりは、“新世代予想家”メシ馬氏です。
まずは、「大前提として、【牝馬限定重賞】【ハンデ戦】では人気馬を買うだけ損になりやすい」と大局を見据えたアプローチを試みます。
「通常であれば複勝率45%・複勝回収率も85%あたりに収束する単勝1-9.9倍のゾーンの人気馬であっても牝馬限定 ハンデ戦になると複勝率30%・複勝回収率に至っては64%しかない」ことに言及し、「反対に、単勝オッズ10〜49.9の範囲の馬の成績については単120%複105%とかなり優秀」と強調したのです。
加えて、「関東馬<関西馬という構図」「マーメイドSはかなりレベルが高い」ことから導きだされた本命は、単勝29.2倍の狙い目ゾーンだったアブレイズでした。そして馬券は、△→◎→△で3連複1458.8倍を的中。さらに単勝97.4倍のクリノプレミアムからのワイド199.7倍を200円購入と重ねて、18万円超の払い戻しとなったのです。
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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