2022年05月10日(火) 18:00
8番人気と低評価だったアスクワイルドモア(C)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、ダービーへと繋がる京都新聞杯を取りあげます。上位人気馬が総崩れとなった難解な一戦を、はたして、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“穴党東スポ記者”山河浩氏です。まずは、実質的に来年からは“ディープ不在”のクラシックが幕を開けることになる点に着目します。
そして、「その覇権争いを占う意味でも現3歳世代の勢力図を注視する必要がある」と大きな視野から本命に選んだのが、8番人気優勝のアスクワイルドモアでした。
父は、「次期エース候補として要注意」な存在であるディープ二世のキズナ。また、母ラセラシオンが10年の青葉賞馬ペルーサの全妹ということで「2400メートルの適性は文句なし」「裏を返せばGIII札幌2歳S(1800メートル)は距離不足の条件で後の皐月賞馬ジオグリフを相手に2着健闘」と推論を重ね、距離延長がプラスになると看破しました。
馬券は、◎アスクワイルドモアの複勝3.9倍を手堅く7,000円押さえつつ、3連単1着固定で1554.7倍も的中。18万円超の払戻金を獲得したのです。
つづいては、南関東競馬公認予想士「ザ・トップ」主催の藤田徹氏です。
やはり本命はアスクワイルドモア。「休み明けだが実績から次は人気で狙いはここ」と、競馬予想士歴30余年の経験が勝負所を見逃しません。
もちろん、今回とおなじ中京競馬場でのきさらぎ賞で「スタート出遅れスローペースを0秒2差」もしっかりと評価してのことでした。
そして馬券は、馬単171.5倍、3連複198.3倍、3連単1554.7倍の万馬券をトリプルで的中。36万円オーバーの大きな払い戻しに成功したのです。
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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