2022年09月23日(金) 18:00
人気のレシプロケイト(父ダイワメジャー)と、同じ6歳牡馬アポロビビ(父アポロキングダム)は、今回と同じ中山ダート1200mでは3度目の対戦になる。
過去2回の対戦は、最初は昨年4月の重馬場の「京葉S」。不利な1番枠のレシプロケイト(56キロ)は後方から少しずつ位置をあげ、自身「34秒4-35秒4」の前後半で1分09秒8の4着だった。
6番枠のアポロビビ(57キロ)はダッシュ一歩で置かれ、直線外から猛追すると「35秒1-34秒8」のバランスで1分09秒9。半馬身遅れの5着だった。
2度目は今年4月の稍重の「京葉S」。真ん中8番枠のレシプロケイト(56キロ)は道中インで揉まれながら、直線一気に馬群を割って1分10秒5「34秒9-35秒6」で快勝。同じような位置の外にいた13番のアポロビビ(58キロ)は外から伸びて2馬身半差の2着。「34秒9-36秒0」のバランスで1分10秒9だった。
2頭はともに差し馬。2度ともに中山ダート1200mでは包まれる危険のある内枠を引いたレシプロケイトの方が先着している、今回、負担重量差は1キロ。またまた当面のライバルより内枠を引いてしまったレシプロケイトだが、中山ダート1200mで少々もまれても少しずつ位置を上げていく自在性がある。2度ともにインから追い上げている。1分09秒台の時計を持っているので、重馬場の時計勝負になるのは歓迎でもある。
またまたレシプロケイトより外を引いたアポロビビは、枠順は有利だが自在型でもない。
3回目の対戦もレシプロケイト上位としたい。強敵の少ない組み合わせなので、一応はアポロビビのまず崩れない力量を評価しなければならないが、穴馬は中山ダート1200mで3勝している4歳ハコダテブショウ(父モーリス)。最高時計の1分10秒6はちょっと物足りないが、この中間も非常に軽快な動きを見せる4歳馬。これからまだ上昇する可能性がある。ブリンカー装着なので外枠も大歓迎だろう。
次いで同じ4歳のミラーウォーカーズ。万全を期して連穴にロードラズライト、スナークダヴィンチ、エンプティチェア、ミスズグランドオー。
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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