2023年02月20日(月) 18:01
▲今回のテーマは「俺の日常」(撮影:稲葉訓也)
これまでは“ジョッキー・岩田康誠”としての裏側に迫ってきましたが、今回は「俺の日常」、岩田騎手の普段の様子に迫ります。
やはりアスリート。日々のトレーニングは欠かさず行っているといいますが、「時間に縛られるのが嫌」とジムに通うわけではなくそこはあくまで岩田流とのこと。他にもYouTubeで勉強したというこだわりのパスタ作りなど休日の爽やかすぎる趣味が明らかに!
(取材・構成=不破由妃子)
──今回はちょっと競馬から離れまして、「岩田康誠の日常」について深掘りしていきたいと思います。岩田さんがどんな毎日を送っているのか、とっても興味深い。
岩田 日常ねぇ。もうパチンコも止めてさ。
──あんなに大好きだったのに(笑)。
岩田 コロナ禍になって止めた。その代わり、今はとにかく走ってる。栗東トレセンやったら、サウナスーツを着て、芝とポリトラックの間を2周走る。
──そうでしたか。週に何回くらい走ってるんですか?
岩田 水曜日から日曜日まで走ってるよ。
──週5回!
岩田 そうや。水、木はトレセンの馬場を走って、金曜日は早めに競馬場に入って、3時くらいから馬場を走る。土曜と日曜は、朝早く起きて馬場を走る。
──走り出したのは、いつからですか?
岩田 ケガをしてからやね。あのね、すっごく効果を感じるねん。確かに体重は増えたかもしれんけど、下半身が強くなったことで、馬乗りが本当に楽になった。ケガをする前は、一切走ったりしなかったからね。今となっては、だからしんどかったんやろうなって。
──これもまた、ケガの功名ですね。
岩田 うん。なにしろ体重を落とさなアカンし、走りながら馬場もチェックできるから、それも兼ねて。阪神、中山、新潟やったら、外回り、内回りと走って、中京やったらそのまま2周。なんやかんや、4、5キロ走ってるんちゃうかな。
──すごい。まるでアスリート(笑)。
岩田 俺、一応アスリート・・・
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岩田康誠
1974年3月12日、兵庫県生まれ。1991年に公営・園田競馬でデビュー。4度の兵庫リーディングに輝き、2004年にはデルタブルースで菊花賞を勝利、地方所属騎手として初の中央クラシック制覇を達成した。2006年にJRAに移籍。2012年にはディープブリランテと日本ダービーを制覇、ロードカナロアとは日本馬初となる香港スプリントを勝利している。歯に衣着せぬ物言いと直線での「イン突き」は常に多くのファンを魅了している。
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