2024年11月17日(日) 18:00
開催場所が京都だったり阪神だったりで、あまり血統的傾向も掴みにくい京都2歳Sだが、昨年はシンエンペラー(シユーニ×ガリレオ)とプレリュードシチー(ハービンジャー×メイショウサムソン)、デインヒルとサドラーズウェルズをもつ馬のワンツーだった。内回り2000だからスローでもダラダラ脚を使うようなレースになりがちで、欧州血統の持続力優位なレースとみておきたい。取り上げたなかでは、エリキングの母ヤングスターがサドラーズウェルズ系×デインヒル系の配合で、サラコスティもサドラーとデインヒルを併せもつ。(解説:望田潤)
エリキング
ATCフライトS(豪G1・芝1600m)のファンスターの甥で、ATCオールエイジドS(豪G1・芝1400m)などに勝ったトファーネやATCメトロポリタンH(豪G1・芝2400m)のノーコンプロマイズのイトコ。母ヤングスターはBRCクイーンズランドオークス(豪G1・芝2200m)勝ち。牝祖ユーザーフレンドリーは英オークス馬。母方が重厚な欧州血統のキズナ産駒で、地力と持続力に長けたタイプ。抜群の鋭い脚はなさそうだが、前述したようにこのレース向きのタイプといえる。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
サラコスティ
サロニコスの半弟で、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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