【ジャパンC予想】欧州G1馬が3頭参戦 外国馬の低評価は禁物

2024年11月23日(土) 18:00

ドウデュースの爆発力が生きるか

 久しぶりに欧州のG1馬が3頭も参戦。チャンピオンシップらしい「ジャパンC」になった。有力馬の人気も変動しながら割れている。

 5歳ドウデュース(父ハーツクライ)は 同じ東京2400mの日本ダービーをレースレコード2分21秒9で制している。前走の天皇賞(秋)の1分57秒3はスローペース(前後半1000m59秒9-57秒4)なので史上7位タイだが、上がり3ハロンを連続10秒台(推定)で32秒5は、レース史上最速だった。安定した成績を残してきたチャンピオンではないが、武豊騎手とコンビの東京コースは3戦3勝。フルに直線での爆発力を生かし切っている。

 ハーツクライ産駒ではあるが、体型やファミリーの血統背景から、必ずしも長距離型とはいえないので、スローの流れで最後に爆発力の勝負になるのが理想。今回のメンバーには、2023年に前半1000m通過57秒6で飛ばしたパンサラッサのような快速の先行馬は不在。伏兵が果敢に行くとしても、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

関連情報

新着コラム

コラムを探す