2024年11月24日(日) 18:00
今年は京都芝内2000で行われるチャレンジC。改修後の同コースの種牡馬別成績を出してみると、キズナが[11-4-1-48]単勝回収率123%で頭から狙える条件といえる。最近も10/27北野特別(2勝クラス)でホウオウプロサンゲとギャンブルルーム、キズナ産駒がワンツーを決めた。他では[4-1-2-11]のロードカナロア、[4-1-1-14]のサトノダイヤモンド、[2-2-1-10]のリアルスティールなども好成績。今年は連続開催の京都だから、荒れ馬場巧者が浮上することも考えておきたい。(解説:望田潤)
ダノンエアズロック
プリモシーン、モーソンピーク、カーペンタリアの半弟で、母モシーンはVRCオークス(豪G1・芝2500m)やオーストラリアンギニー(豪G1・芝1600m)の勝ち馬。母父ファストネットロックは両半球で成功したデインヒル系で、モーリス×デインヒル系の配合はヒトツなどが出て豪州で成功している。母方のナスキロ柔さを受け継ぎ、モーリス産駒にしては全身運動で雄大なストライドでスピードに乗る。実績どおり大箱向きで、京都内回りでどう運ぶか。
距離○ スピード◎ 底力◎ コース○
ボルドグフーシュ
母ボルドグザグはレゼルヴワール賞(仏G3・芝1600m)勝ち馬。さかのぼるとイクイノックスやベリファと同牝系。母父レイマンはソヴリンS(英G3・芝8F)などに勝ったサンデー直仔。そこにモーリスやゴールドアクターやウインマリリンを出したスクリーンヒーローが配された。馬体重500キロを超えるが、母方のエルバジェなどのスタミナを感じさせる低燃費体質と、父譲りのトムフール的ヒタヒタ走りで、字面以上に長距離適性が高い。ここは長休明けでまずひと叩きか。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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