2024年12月15日(日) 18:00
今年は京都外1400で行われる阪神C。10/26スワンSの再戦のようなメンバーになりそうだが、ここ2年のスワンSの結果を見ると、ダノンマッキンリー(父モーリス)、ウイングレイテスト(父スクリーンヒーロー)と、ともにグラスワンダー父系の馬が勝っている。京都外回りの重賞としては意外な結果だが、いっぽうでトゥラヴェスーラ(父ドリームジャーニー)13人気3着、ウイングレイテスト(母父サクラユタカオー)10人気1着と、プリンスリーギフトの血を引く馬が穴をあけているのは京都外回りらしい。そういえば阪神JFも、母母父サクラバクシンオーのアルマヴェローチェが勝ちましたね。(解説:望田潤)
ウインマーベル
ウインアイルビータの全弟で、母コスモマーベラスは愛知杯2着。ペプチドルビー〜ペプチドヤマト親子も近親。牝祖シングルブレイドはガゼルH(米G1・ダ9F)勝ち馬。アイルハヴアナザー×フジキセキはアナザートゥルースなどと同じで高確率で成功した。父のダンジグやロベルトのパワーが強く急坂コース向き。マイルCSではジワッと先行して見せ場十分の3着だったが、ベスト距離は実績どおり1400。今の京都の荒れ馬場もプラスだろう。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
オフトレイル
リゾランジ賞(仏G3・芝1200m)のローザインペリアルやフィユドレール賞(仏G3・芝2100m)3着ローゼンタールの半弟で、VRCヴィクトリアダービー(豪G1・芝2500m)のベニシオの甥。牝祖ビントマースカイはゴールデンスリッパーS(豪G1・芝1200m)勝ち馬で子孫に活躍馬多数。父ファーは英チャンピオンSの勝ち馬で、欧マイルG1勝ち馬を3頭出している。スワンSはHペースの前崩れで最後方待機がハマッたが、ベスト距離は1600〜1800では。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
シャンパンカラー
クイーンメアリーS(英G2・芝5F)勝ちシーリングキティの甥でキーダイヤのイトコ。・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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