【ホープフルS予想】有力な存在に立ち向かう2歳馬らしからぬ武器をもつ馬とは

2024年12月27日(金) 18:00

翌年の主役を担う存在は現るのか

 フルゲート18頭立てとなったホープフルステークス。もしここで強い勝ち方をする馬が出てくるようなら、その馬が来年のクラシックにおいて主役を担うことになる。

 クロワデュノールは新馬と東京スポーツ杯2歳Sを連勝。1ハロンの延長は問題ないだろうし、とにかく終いの脚がしっかりしている。不安材料があるとしたら前走大きく増やした馬体重がどう調整されてくるかということと、東京→中山のコース替わり。ただ枠も3枠6番と良いところを引いたし、やはり有力な存在だ。

 マスカレードボールは新馬、アイビーSを連勝。新馬戦は追い込んで勝ってみせたし、2歳馬らしからぬ自在性が武器だ。8枠18番とさすがにしんどい枠を引いてしまったが、早めに馬群が縦長になって、1コーナーで外を回らずに済めばチャンスは十分にある。

 マジックサンズは洋芝の函館・札幌で連勝、しかも稍重と重だったので、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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