【中山金杯・京都金杯予想】今年も将来有望調教該当馬の活躍に期待 今週のおすすめ調教適性は

2025年01月03日(金) 18:00

調教評価から好走できそうな馬

 皆様、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

 昨年のホープフルS。クロワデュノールが1着になり、3レースあった2歳GIのうち、2レースは「将来有望調教」の該当馬が優勝しました。前半戦は3歳限定の重賞がたくさんありますから、ここでも将来有望調教の該当馬が活躍してくれることでしょうし、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

 また、VSOP(非常に優良な追い切りパターン)に関しても、ウマい馬券で活用していますが、厩舎によっては「1年前とはトレンドが違う」なんてことも珍しくないので、このタイミングで見直しを行っています。例えば、堀宣行厩舎なら、2024年に美浦坂路での追い切りを多用したところがあり、厩舎の調教パターンが変わりました。これによって、過去のVSOPから2024年の成績を参考にしてVSOPに修正を加えています。

 今週の予想バイブル「調教のミカタ」で詳しく解説させていただきますが、簡単に知ることができればよいという方は、ウマい馬券で本命に推した際は理由を書いていると思いますので、参考にしてみてください。

【中山金杯/リカンカブール】

 昨年の覇者。56キロで勝っていて、その後は3戦していますが、16着、8着、3着。いくらオールカマーがGIIだからといっても、ハンデ戦の函館記念で58キロだったからといっても、今回の58キロは少し重い印象があります。ただ、ここを使った理由は中山競馬場がフィットするから。これはオールカマーのレース内容でよく分かります。

 昨年のこのレースは1月6日だったこともあって、・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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