【中山金杯予想】正月から賑やかなメンバー ホウオウビスケッツにとっては試練の一戦

2025年01月03日(金) 18:00

有力各馬はレース運びがカギとなるか

 フルゲート18頭立てで除外6頭と、正月から賑やかになった中山金杯。0.5キロ単位の馬が3頭いるように、ハンデキャッパーにとってもサジ加減の難しいレースになった。

 ホウオウビスケッツは別定GIIの毎日王冠2着、GI・天皇賞(秋)3着だから、明らかな格上。ただ中山金杯の逃げ切りは2007年のシャドウゲイト以来出ていない。今回は目標になるしハンデも背負う。さらに乗り替わりも加わるので、なかなか簡単な競馬ではない。

 クリスマスパレードは関東オークスを使われたり秋華賞で強い相手とぶつかったりしてきたが、中山では3戦3勝。好位から競馬を進められるセンスの良さが武器だ。今回も2〜3番手で進められれば有力だが、他馬に入られて位置を下げると下げたぶんだけリスクになる。・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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