2025年01月09日(木) 18:00
先週の東西金杯。予想バイブル「調教のミカタ」で紹介した、堀宣行厩舎のVSOP(非常に優良な追い切りパターン)に該当した3頭が出走。中山金杯のディオスバリエンテには印を打ったのに、京都金杯のサクラトゥジュールは無印にして、1着されるという痛い結果になってしまいました。中山金杯は高木登厩舎のVSOPに該当したマイネルモーントを本命にして、かろうじて複勝的中でしたが、重賞ノーホーラを回避できたと思えば、前向きになれます(笑)
今週は東西で3歳重賞。3歳戦ですから、ここで重視すべきは「将来有望調教」。これに各レースの調教適性をミックスして、どちらにも該当する馬をピックアップすれば、結果が出てくれるものと信じて予想を組み立ててみます。
【フェアリーS/ジャルディニエ】
アスター賞で中山マイルを勝っていることはアドバンテージになりそうですし、前走が阪神JFでGIを経験。休み明けだったことを思えば、ひと叩きして順当に良化を期待、と言いたいところですが、この馬に関しては、調教を強化したからといってパフォーマンスが上がるタイプではなさそう。
というのも、アスター賞がレース当該週の追い切りは課さずに勝利するという内容。8頭立て、夏場というレース自体が運動量を要求しなかったこと、勝ち時計が速かったことが要因に思われます。今の中山はそれほど軽い馬場ではないと思いますし、追い切り本数自体は標準にこなしていますが、調教負荷としてはそれほど強くないので、中山実績だけでどうかという感じです。
【シンザン記念/アルテヴェローチェ】
朝日杯FSは5着でしたが、休み明けという状況も多少は影響したように思います。・・・
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井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ
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