2025年01月20日(月) 18:00
京成杯を制したニシノエージェント(撮影:下野雄規)
クラシックにつながる重賞として評価が高まり、今年は関西馬が9頭も参戦した注目の一戦。ところが、第一回1967年の京成杯から、今回初めて3着までに5番人気以内の人気馬が1頭も食い込めない大波乱となった。
ただし、1分59秒9は2000mの京成杯史上2位の好タイムであり、人気馬こそもう一歩の内容だったが、決してレベルが低いわけではない。京成杯レコードは2004年の「前後半58秒0-61秒2」=1分59秒2。8戦して【7-0-1-0】だった歴史的な名馬キングカメハメハが、ただ一度だけ3着に負けたレースだった。このときキングカメハメハは、初の中山遠征に加え、2戦目の2000mの勝利が自身の前半1000m通過63秒台だったので、いきなりのハイペースに対応できなかったのが敗因だった。
今回の1番人気馬キングノジョー(父シルバーステート)は今回2戦目で、新馬はスローペースの典型。2番人気のパーティハーン(父ウートンバセット)は3戦目だが、同馬も厳しいペースを経験したことがなかった。ハイペースだと戦歴不足は痛い。・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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