2025年01月26日(日) 18:00
最近の京都芝1200の重賞の結果を振り返ると、23年以降の5Rの連対馬延べ8頭のうち、ルガル(シルクロードS1着、京阪杯2着、葵S2着)、ビッグシーザー(京阪杯1着)、モズメイメイ(葵S1着)、ピューロマジック(葵S1着)、アグリ(シルクロードS2着)と、5頭がストームキャットの血を引いている(勝ち馬に限れば5頭中4頭)。ボールドルーラー的な軽さで短距離を走る最有力の血だから、京都芝1200で強いのも納得ではある。取り上げた5頭でストームキャットの血を引くのはビッグシーザー(母がストームキャット3×3)だけ。(解説:望田潤)
カピリナ
レイハリアの半妹で、バウンシーチューンやカネトシツヨシオーの姪。父ダンカークはアンブライドルドの父系でベルモントS2着。代表産駒米シャンペンS(米G1・ダ8F)のハヴァナで、日本ではアイスジャイアントやメイショウテンスイなどを出している。ミスタープロスペクターとノーザンテーストとトムロルフが噛み合ったような短距離馬で、母系の奥にハイペリオン血脈が強くまだまだ奥がありそうだ。前走も着差以上に余裕綽々で、ここでも通用だろう。
距離◎ スピード◎ 底力◎ コース○
クファシル
アンドヴァラナウトやゴルトベルクの半弟で、母グルヴェイグはマーメイドS勝ち。母母エアグルーヴはルーラーシップやアドマイヤグルーヴの母でドゥラメンテの母母で、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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