2025年02月10日(月) 18:00
桜花賞やオークスをにらむ3歳牝馬が集う東京芝マイル重賞。22年はドゥラメンテ産駒のスターズオンアースとベルクレスタが2着3着。21年は父キングカメハメハで母母母父トニービンのアールドヴィーヴルが2着。キングカメハメハとトニービンの組み合わせが強いのは東京マイルらしいといえるか。またクイーンズウォーク、アルセナール、アカイトリノムスメと、フレンチデピュティ〜デピュティミニスター系の血をもつ馬も活躍。(解説:望田潤)
エストゥペンダ
母エストレチャダはアルゼンチン産でワヤS(米G3・芝12F)に勝った。母父オフリーワイルドはサバーバンH(米G1・ダ10F)に勝ったワイルドアゲイン産駒。ノーザンダンサーの血を全くもたないエストレチャダに、ヌレイエフ≒サドラーズウェルズ5×3のサートゥルナーリアが配されたのは評価できる。フェアリーSは後方でジックリ運び、サートゥルナーリア産駒らしいしなやかストライドで追い込んできた。東京で更に期待だが、外から差したほうがいいタイプかも。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
エンブロイダリー
エーデルブルーメやアーデルリーベの姪で、母ロッテンマイヤーはクイーンC3着。牝祖ビワハイジは現阪神JF勝ち馬で、ブエナビスタ、ジョワドヴィーヴル、アドマイヤジャパン、アドマイヤオーラなどを産んだ名繁殖でもある。父アドマイヤマーズはダイワメジャーの代表産駒で初年度からナムラクララなどを輩出。前走は超スローの1400戦を悠然と差し切ったが、未勝利圧勝の大箱1800がベストコースとみた。東京なら重賞でも楽しめる馬だ。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ギフテッド・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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