2025年03月09日(日) 18:00
スプリングSは弥生賞と比較するとマイラー資質の馬が勝ちやすく、24年勝ち馬シックスペンスは母フィンレイズラッキーチャームがマディソンS(米G1・ダ7F)勝ち馬でダンジグ4×4、22年勝ち馬ビーアストニッシドは父アメリカンペイトリオットがメーカーズ46マイルS(米G1・芝8F)に勝ったダンジグ系のマイラー、23年勝ち馬ベラジオオペラはロードカナロア産駒で母父がダンジグ系ハービンジャー。ダンジグ系マイラーの血を引く馬が強いのはレースのイメージどおり。ビーアストニッシド、ヴィクティファルスはロベルトの血を引く点が共通し、これも中山内回り重賞らしい傾向といえる。(解説:望田潤)
ダノンセンチュリー
ベルシャンブルの3/4弟で、仏1000ギニー馬イルーシヴウェーヴの甥で、アドマイヤビルゴやサトノソロモンのイトコ。ブレイヴロッカーやイッテツも近親。母父ロペデヴェガは仏ダービー馬でホールネスの父。父フィエールマンは天皇賞(春)と菊花賞を勝ったディープインパクト産駒。超スローで逃げ上がりを11.0-11.0でまとめて新馬勝ち。血統的にも奥がありそうな中距離馬だが、脚長でしなやかなストライドは中山より東京向きにも見える。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
ピコチャンブラック
フサイチコンコルドやボーンキングの甥で、リンカーンやヴィクトリーのイトコ。母トランプクイーンはアンライバルドの全妹にあたる。母母バレークイーンの子孫には他にもアリストテレスやアドミラブルなど活躍馬多数。そこにネオユニヴァース、キタサンブラックと配されて・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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