2025年03月23日(日) 18:00
近3年の日経賞で馬券に絡んだ馬延べ7頭のうち、タイトルホルダー(父ドゥラメンテ)、シュトルーヴェ(父キングカメハメハ)、クロミナンス(父ロードカナロア)、ボッケリーニ(父キングカメハメハ)、ヒートオンビート(父キングカメハメハ)の5頭が父キングカメハメハ系。しかし取り上げたなかに父キングカメハメハ系はいない。いっぽうディープインパクト産駒はというと、日経賞は20回出走して[0-1-4-15]と振るわない。前走中山のステイヤーズSを勝ってはいるが、シュヴァリエローズには少しイヤなデータ。
(解説:望田潤)
アーバンシック
ヴァルコスの甥でステレンボッシュやドゥラドーレスのイトコで、レガレイラとは父と母父と母母が同じ同血の間柄になる。父スワーヴリチャードはハーツクライの代表産駒でジャパンCや大阪杯に勝ち初年度産駒が大活躍。見た目は母父ハービンジャーが強いが、ディープインパクト牝系らしいしなやか体質で、ダノンザキッドを距離適性長くしたようなイメージの大箱向き中距離馬だ。有馬記念や皐月賞をみると内回りは差しにくそうだが、始動戦だけにどう乗るか。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
シュヴァリエローズ
ローズノーブルの全弟で、ローズミラクルやアジュールローズの3/4弟で、ジュビリーヘッドの叔父。母ヴィアンローズはノネット賞(仏G3・芝2000m)勝ち馬。母父セーヴルロゼはグルームダンサーやキンシャサノキセキの近親のカーリアン産駒。ディープインパクトにフランス芝中距離血脈を重ねた配合だから、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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