2025年04月08日(火) 12:00
過去10年の桜花賞において、10番人気以下で馬券に絡んだ馬というのはいない。2ケタ人気で馬券に絡んだ最後の例は2013年のプリンセスジャック(14番人気3着)だ。阪神外回りコースが、実力馬にとって能力を発揮しやすいコースということもあるのかもしれない。
こうなると、せめて6〜9番人気あたりの馬をうまく拾って少しでも配当のよい馬券を…ということになる。では過去10年から見えてくる、6〜9番人気馬の買えるパターンにはどのようなものがあるのだろうか。
前走着順別に見てみよう。前走1着で桜花賞6〜9番人気という馬は[0-0-2-14]。ファインルージュとライトバックが3着にきたが、総合的には奮わない。この16頭が勝ってきた前走レースはすべてオープン特別以上であるにもかかわらずだ。「勝ってはきたが、インパクトはいまひとつだな」というファンの目はけっこう正しいのかもしれない。
買いたいのはそれ以外のパターンだ。・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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