2025年04月30日(水) 18:02
▲“青森の星”ハヤテノフクノスケの幼少期(提供:ワールドファーム)
天皇賞(春)の舞台に“青森の星”こと青森産馬ハヤテノフクノスケが参戦します。根強い人気を誇るウインバリアシオンを父に持つ同馬。デビュー以来、彼の活躍に紙面上はもちろんSNSでも大きな賑わいを見せ、馬産地・青森が再度脚光を浴びるきっかけになったといいます。
そんな、大舞台に挑むハヤテノフクノスケを生産したワールドファーム場長の村上幹夫さんにインタビューを敢行。すると意外な幼少期の印象や馬産地・青森への想いなどを明かしてくれました。村上さんがハヤテノフクノスケと想い描く“大きな夢”とは──。
(取材・文=ハツミ☆オカ)
──最初にハヤテノフクノスケの現在について。天皇賞(春)の特別登録が発表され、栗東のCWコースで1週前追い切りも終了しました。大一番が近づいた現在の心境はどうですか?
村上 その追い切りの時計が素晴らしかったですし、ものすごく緊張しています。なんとも言えない感じになっていますね。菊花賞の時よりも、だいぶ強くなっていると思っていますので、ものすごく期待をしています。
──前走の3勝クラスを5馬身差で圧勝しました。
村上 ものすごく強いと思いましたし、馬体重(前走が540kg。菊花賞が516kg)も大きく増えていますよね。3歳のときは、まだ柔らかいというか、少し物足りないところがあったのですけど、体重が増えたことで、実が入ったというか、がっしりとした感じを受けました。
▲前走は2着に5馬身差をつけて圧勝(c)netkeiba
──確かに大きく成長した印象です。当初から晩成タイプのイメージを持っていたのですか?
村上 いや、この馬に晩成のイメージはありませんでした。新馬戦でも2着に走っていますから。予想を超えて強くなっている感じで、こちらが最初にイメージしていた馬とは、かけ離れていっていますね(笑)。
──JRAで2勝をあげた全兄のカミノホウオーは、ダートの短距離で結果を出した馬でした。
村上 幼少期はお兄さんの方が華奢なイメージで、弟はガッチリとしていました。芝の長いところで走ってほしいと思って、ウインバリアシオンを種付けていたのですが、体型的に弟の方はダートかなというイメージでした。まさか芝の長いところの馬とは、思っていなかったですね。
▲ハヤテノフクノスケの全兄カミノホウオー(ユーザー提供:natsumiさん)
──こちらにいた頃のハヤテノフクノスケは、どのような感じの馬でしたか?・・・
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