2025年05月04日(日) 18:00
エプソムCは6月の梅雨入り期で馬場が渋ることも多いレースだったが、今年から施行時期が1ヶ月ほど前倒しに。最近の良馬場で行われたエプソムCは、24年がリアルスティール産駒のレーベンスティールが59キロを背負い快勝。21年は1着ザダル(父トーセンラー)、2着サトノフラッグ(父ディープインパクト)、3着ファルコニア(父ディープインパクト)と、ディープインパクト系種牡馬の産駒が1〜3着を占めた。父キズナのジューンテイクと父シルバーステートのセイウンハーデスには追い風となりそうなデータではある。(解説:望田潤)
ジューンテイク
ジューンオレンジやジューンベロシティの弟で、アドマイヤビクターの甥で、トーセンガーネットのイトコで、母アドマイヤサブリナはJRA3勝(芝1200〜1400)。牝祖ツィンクルブライドは桜花賞2着で、子孫にミッキースワローやペールギュントなどがいる。キズナ×シンボリクリスエスはソングラインやアカイイトと同じだが、本馬はリファール5×4の粘着力も受け継いで前で受けるとしぶといタイプ。長休明けになるがここも前で立ち回りたい。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
シュトラウス
ブルメンダールの全弟でヴィルデローゼ、ブルーメンクローネ、パールデュー、フォラブリューテの半弟。母ブルーメンブラットはマイルCS勝ち馬。近親にジョイフルハートやアドマイヤウイナーなど。父モーリスはジャックドール、ジェラルディーナ、ピクシーナイトなどを輩出。前向きすぎる気性がネックだったが、前走白富士Sでは押さえきれずハナに立つと力みが消えた。あれぐらい抜いて走れるならば、東京スポーツ杯2歳S勝ちのある1800はベスト距離。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース○・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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