【NHKマイルC予想】アドマイヤズームほか有力馬の馬体をチェック!

2025年05月05日(月) 18:00

競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにNHKマイルカップ出走予定馬の中から13頭の馬体診断を行っていただきました。

(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)

アドマイヤズーム

栗東・友道康夫 牡3

アドマイヤズーム

▲5月1日撮影(c)netkeiba

 少しテンションが高く、筋肉の張りも物足りなく見せたニュージーランドTだったが、さすがGI馬というところは見せての2着。前回よりも明らかにトモのボリュームがアップしていて、体のラインも引き締まった。腰高でまだまだ発展途上の馬体でも性能はピカイチ。気の強そうな顔つきをしているが、2度目の関東遠征なら輸送も克服できる。

アルテヴェローチェ

栗東・須貝尚介 牡3

アルテヴェローチェ

▲5月1日撮影(c)netkeiba

 トモ高で後ろのバランスは整っていない状況でも、太い首差しと厚い胸、マイラーとしての完成度は高い。脚長直飛から持続力のある末脚を使うことが可能で、東京の舞台は最適と言える。気性のキツい面も徐々に解消されていて表情も良好。今年3戦目を迎えて、毛づやが良化しピークの状態に仕上がりそうだ。

イミグラントソング

美浦・辻哲英 牡3

イミグラントソング

▲5月1日撮影(c)netkeiba

 馬体を研ぎ澄まし、満点の仕上げと映ったニュージーランドTで2歳王者を差し切りV。前哨戦から詰めて使う今回はデキをキープできているかがポイントになるが、前走同様に筋肉の張りが抜群で、力強さがあふれたトモ。豊富な筋肉をまといながらも柔軟性を兼ね備え、手先のクッション性も十分。東京の舞台も全く問題なし。

ヴーレヴー

栗東・武幸四郎 牝3

ヴーレヴー

▲5月1日撮影(c)netkeiba

 詰まった背中で大きな腹袋。年明け初戦のエルフィンSが18キロ増で、桜花賞が6キロ増。大きくなってはいるが見た目はまだコンパクト。距離は短いところが適していそうで、前が勝った体形からパワーでしのぎきるレース運びが似合う。東京の高速馬場はあまり合いそうもないが、桜花賞当時よりも体のラインはキリッと見せる。・・・

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netkeiba取材班

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