【ヴィクトリアM・新潟大賞典予想】今年も大波乱はあるか 有力馬たちの調教内容をチェック

2025年05月14日(水) 18:00

金鯱賞を制したクイーンズウォークの仕上がりは?

 先週のNHKマイルC。◎アドマイヤズームに関しては、迷いなく本命を打ったつもりですが、京王杯2歳Sでも朝日杯FSでもファルコンSでも◎を打っていたパンジャタワーが勝ったことに関しては、なんとも言えない「虚」の気持ちになってしまいました。そう、予想家として、こちらに本命を打つべきだったのかどうかという後悔ですね。終わったからそう思うだけで…、この気持ちを切り替えないといけません。

 エプソムC◎セイウンハーデス、京都新聞杯◎ショウヘイとなかなか良い本命を打てているので、今週のヴィクトリアマイルこそ、と思っていますが、なかなか難しいメンバー。昨年の大波乱があるので、いろいろと捻って考えてしまいそうです。でも調教適性としては、そこまで捻らなくても人気薄から入ることができそうなので、あとは馬券の組み立てかなと思っています。

【新潟大賞典/サブマリーナ】

 前走3勝クラスを勝ったばかりではありますが、3歳時から素質の高さを注目されていたスワーヴリチャード産駒。オリオンSを負けた時に壁かもと思いましたが、その勝ち馬マイネルエンペラーは後に日経賞を制するわけですから、本馬にもそういった期待がかけられて当然かもしれません。

 今回のレース間隔は中8週。先週までに追い切りを4本消化というところで、本数的には標準ギリギリといったところ。ただ、先週までの週中の坂路での2F時計は速く、4F時計は安定。週末はCWでしっかり時計を出していて、5月11日に6F82.2秒。左回りは今回が初めてになりますが、左回りでこの時計を出しているなら対策万全と言いたいところ。ただ、取り立てて強調したい追い切りというわけでもないのが事実です。

【新潟大賞典/ショウナンアデイブ】

 中山金杯で7着した後、小倉大賞典で2着。6歳にはなりましたが、・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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