1枠1番　アルマヴェローチェ　(牝3/栗東・上村洋行厩舎)

▲アルマヴェローチェと柴原央明調教助手(撮影：大恵陽子)

柴原央明調教助手　“アル”と呼んでいます。優等生で、調教では1頭でどこにでも行けて乗りやすいです。エサよりも乾草の方が好きなんじゃないかな、というくらい、なくなるまでずっと草を食べているので、ボロばっかりしています。本当によく食べます。だから、牝馬だけど牡馬と同じくらいしっかり調教も乗れて、やりたいことができます。牝馬だとレースでこれだけしっかり走るとピリピリしてくる馬も多いんですけど、競馬を使っても性格が変わらず、基本的に大人しいです。

2枠3番　パラディレーヌ　(牝3/栗東・千田輝彦厩舎)

▲パラディレーヌと森田重樹調教助手(撮影：大恵陽子)

森田重樹調教助手　競馬では大人しいですけど、気が強くてお転婆です。全休日明けの火曜日は、周りの馬が暴れると一緒になって暴れたり、走り出すと止まりません。元々は仁岸さんという方が担当していて、「走る(＝活躍する)」と期待をかけていたんですけど、デビュー戦の2週間前に怪我をされてしまって、僕が代わりに担当しています。仁岸さんのためにも無事にオークスに送り出したいです。

2枠4番　アイサンサン　(牝3/栗東・佐々木晶三厩舎)

▲アイサンサンと三山一調教助手(撮影：大恵陽子)

三山一調教助手　フルネームか“アイサン”と呼んでいます。人懐っこいですけど、自分もしっかり持っていて、嫌なことは嫌って言います。調教では周りの馬にビビらされると、「嫌っ！」という気持ちを派手に態度に出しています。牝馬特有の気の強さがあります。・・・