2025年05月18日(日) 18:00
京都ダ1900で行われた24年、23年、20年の3年においては、馬券に絡んだ延べ9頭全てがニジンスキーの血を引いている(23年3着ヴァンヤールはニジンスキーはもたないが、その全弟ミンスキーの血を引く)。とはいっても取り上げた5頭のうち、ジンセイ以外の4頭はニジンスキーの血を引いているんですけどね。先のユニコーンSはリアルスティール産駒のカナルビーグルが勝ったが、平安Sにおいては2年連続でキズナ産駒が2着しており、父がディープインパクト×ストームキャットというのも京都ダ1900では加点要素かも。(解説:望田潤)
ジンセイ
メイドイットマムの甥で、母コマノレジェンドはJRA3勝(ダ1000〜1200)。牝祖リンデンリリーはエリザベス女王杯勝ち馬で産駒にヤマカツリリーがいる。父ジャスタウェイはハーツクライの代表産駒でダノンザキッドやテオレーマなどの父。本馬はトニービンとストリートクライのニックスで、チェーンオブラブやサーマルソアリングなどダート向きにも出やすい配合だ。京都ダ1900は2戦2勝で、上がりに上がるジャスタウェイ牡駒。重賞もぶっこ抜くか。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎
ブライアンセンス
エンデュミオンの半弟でワンパットの半兄。インカンテーションの甥で、母ヒラボクビジンはJRA4勝(ダ1600〜1800)。牝祖タイムチャーターはキングジョージと英オークスに勝った女傑。父ホッコータルマエは最優秀ダートホースでブリッツファング、レディバグ、メイショウフンジンなどの父。血統どおりのダート中距離馬で、タイムチャーターの牝系で地力を秘め馬群を苦にしないのもいい。重厚なタイプで京都より阪神がベターだが、1800より1900がベター。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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