2025年05月22日(木) 18:01
▲岩田康誠騎手、望来騎手の親子対談第2弾(撮影:桂伸也)
性別問わず「常に馬と同じ目線に立つ」を意識しているという康誠騎手。その上で一頭一頭と向き合い、“残したい結果”から逆算した馬づくりを続けているといいます。その姿を望来騎手も「30年以上乗ってきた感覚と技術があってこそ」と分析。そんな康誠騎手が追い求める、馬づくりにおける“理想の人馬”に挙げたコンビとは──。
(取材・構成:不破由妃子)
──岩田さんは、2014年にヌーヴォレコルトでオークスを制覇。そのほか、ジェンティルドンナ、ウオッカ、ブエナビスタなど、歴史的な名牝の背中を数多く知っているわけですが、やはり牝馬と牡馬では扱いを変えているところはありますか?
康誠 なんもないよ。普段もそうやし、当日の返し馬やレースもそうやけど、男馬も女馬も扱いは一緒。男やから厳しく、女やから優しくというやり方をしているジョッキーもおるけどな、俺のなかにそういうのはない。意識しているのは、調教にしても何にしても、常に馬と同じ目線に立つこと。何を考えてるのかなぁとか、馬の立場に立って考えてみるというか。
望来 僕も性別はあまり意識しないかな。何をするにしても“その馬”に合わせる。
康誠 自分に合わせるか、馬に合わせるかやな。俺なんて、「馬を“岩田色”に染める」みたいなことをいろんな人に言われるけど、そんなんしてないわい! っていう話でさ。だいたい“岩田色”って何色やねんて(笑)。俺からすると、・・・
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