2025年05月25日(日) 18:00
東京芝2500の伝統のGIIハンデ戦。24年は父キングカメハメハが勝ち父ロードカナロアが3着。23年は母父ディープインパクトが勝ち父ディープインパクトが2着3着。キングカメハメハとディープインパクトの2大種牡馬の血が強い、という身も蓋もない傾向になっている。同じ東京芝2500のGIIアルゼンチン共和国杯も似た傾向で、昨秋はキングカメハメハ系(父キングカメハメハ、父ロードカナロア、父ミッキーロケット)が1〜3着を占めた。ちなみにキングカメハメハ×ディープインパクトのヒートオンビートは東京芝2500重賞で[1-1-2-1]と毎年好走。(解説:望田潤)
アドマイヤテラ
アドマイヤラヴィの3/4弟で、グランアルマダの甥で、母アドマイヤミヤビはクイーンC勝ち。牝祖ライクザウインドの子孫にルフトシュトロームやサーマルウインドなどがいる。父レイデオロは日本ダービーと天皇賞(秋)に勝ちサンライズアースやトロヴァトーレなどを輩出。本馬は父母ともにウインドインハーヘア牝系なのでその4×4をもつ。長いところ向きの血統で着実に成長しているが、立ち肩のレイデオロ産駒だから東京の良だと斬れ味で見劣る。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
ヴェルミセル
ヒシカツジェームスの姪で、ドロップオブライトやプレシャスエースのイトコ。母マルーンドロップは2勝(芝1700〜1800)。ブレイブスマッシュやライラックも同牝系。父ゴールドシップはステイゴールドの代表産駒でユーバーレーベンやウインキートスなど牝駒がよく走る。日経賞はジワジワ詰めて3着争いに加わっていたが、あのコーナリングだと中山より東京のほうがいいか。ここもハンデは軽いだろうし、ダイヤモンドS3着ぐらいは。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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