2025年05月25日(日) 18:00
3歳のOP特別として行われてきた芝1200戦で、18年から重賞に格上げ。京都で行われた18〜20年と23〜24年の結果をみると、牡[1-4-2-41]牝[4-2-2-28]と牝馬優勢。京都の重賞らしく、ビアンフェ(母父サクラバクシンオー)1人気1着、レジェーロ(母母母父カツラギエース)11人気2着、ゴールドクイーン(母母母父トウショウボーイ)9人気1着、ラブカンプー(父ショウナンカンプ)6人気2着、トゥラヴェスーラ(ダイナサッシュ≒アドマイヤマカディ4×3)2人気2着と、ナナオ(母父オルフェーヴル)6人気3着と、プリンスリーギフトの血を引く馬がよく好走しよく穴になる。ストームキャットのスピードも強いレースだ。(解説:望田潤)
カンシン
母母レインボーダリアはエリザベス女王杯勝ち馬。牝祖ストロークトの子孫にはトゥインクルやアルマディヴァンなどが出る。父ビッグアーサーは高松宮記念に勝ったサクラバクシンオー産駒で、トウシンマカオ、ビッグシーザー、カンチェンジュンガなどを出す短距離専科。本馬は母父ディープインパクトなのでビッグアーサー産駒にしてはしなやか体質で、父プリンスリーギフト系だし京都で差しやすいタイプだ。前がある程度止まってくれれば。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎
ダンツエラン
近親にBCスプリントのコナゴールドが出る牝系で、母ミスチヴァスミスティは北米3勝。母父イントゥミスチーフはストームキャット系の名種牡馬で北米リーディングサイアー。チカッパの母父でもある。父ロードカナロアはアーモンドアイなどの父で本年度リーディングサイアーを快走中。ストームキャット3×4・5で北米スピード血脈が強いが、ベストコースは大箱1400だろう。ダートも走りそうな脚元で渋った馬場は巧い。一雨あれば面白いが。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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