【日本ダービー予想】差し勢優位だった皐月賞から変化は

2025年05月27日(火) 12:00

皐月賞での位置取りに注目

 日本ダービーを考える際には皐月賞の結果をそのまま参考にしてよいのか、ということがひとつのテーマになる。

 今年の皐月賞といえば、積極的な位置取りから掲示板に残ったのはクロワデュノールだけで、他の4頭は通過順に大きめの数字が並んだことが特徴だ。

 現在の競馬は最大18頭立てなので、前1/3を除いた他の馬たちという意味で「7番手以下」、後ろ半分という意味で「10番手以下」というのをひとつの基準とする。

 調べるのは、「最終的に皐月賞の掲示板に載った馬のうち、通過順が7番手以下もしくは10番手以下だった馬が何頭いたか」という点だ。

 今年の皐月賞掲示板組は、7番手以下だった馬が2角で3頭、3、4角で4頭。10番手以下だった馬は2角と3角で2頭、4角では3頭だった。

 東京が改修された2003年以降、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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