2025年05月27日(火) 18:03
▲悔しさ滲むヴィクトリアマイルの回顧と日本ダービーへの意気込みを語ります(撮影:林真衣)
今回の当コラムは春のGI特別編として、シランケドと挑んだヴィクトリアマイルを振り返っていただきました。7番人気ながらも勝ち馬とタイム差なしの3着と健闘。周囲からは「頑張った」との声が多く届いたとのことですが、自信があっただけに本人は納得がいっていなかったようで…。レース後にはまさかの“やけ酒”まで。悔いの残るヴィクトリアマイルを自ら回顧します。(オークス回顧は後日お届け予定です)
後半では、いよいよ今週末に迫った日本ダービーについて。今回初コンビを組むファウストラーゼンは、積極的な競馬でクラシック戦線を賑わせています。読者の皆さまだけでなく、関係者からの注目度も高いという一頭と挑む日本ダービーへの意気込みを明かしてくれました。気になる本番での乗り方を聞いてみると…。
(取材・構成=森カオル)
──今回はヴィクトリアマイルの回顧を。悔しい気持ちを思い出させてしまうようで、申し訳ないのですが。
ミルコ みんな「頑張った、頑張った」言ってくれるけど、僕のなかでは勝つことしか考えてなかったから、めちゃめちゃ悔しいよ。もうそれしかない。馬がだいぶよくなっていて、ここは絶対にやれると思っていた。実際、クビ差、ハナ差まで頑張ってくれたけど…。あそこまでいったら決めないとダメ。ショックね。
──聞いたところによると、レース当日の夜はだいぶお酒を飲んだとか。
ミルコ 飲んだ、飲んだ(苦笑)。次の日、東京で取材があったから、もともと都内のホテルを予約してたね。だから、友達とも約束していて、ご飯を食べに行ったんだけど、お店に入って席に座った瞬間、テキーラを3杯飲んだ。
──テキーラを駆け付け3杯!? ミルコさん、あんまりお酒強くないのに。
ミルコ その瞬間だけでも忘れたくて飲んじゃった。そのあとは、次の日を考えてだいぶ我慢したけどね。でも、ホテルに帰る頃にはけっこう酔ってたなぁ。
▲悔しさをにじませるシランケドとのヴィクトリアマイル(撮影:下野雄規)
──レース後、「あまり上手く乗れませんでした」とコメントされていて。それはどのあたり?・・・
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ミルコ・デムーロ
1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。
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