2025年05月27日(火) 18:00
▲昨年はダノンデサイルが優勝(撮影:下野雄規)
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2021年以降の日本ダービーはそれまでとトラックバイアスが一転している。
以前の日本ダービーは先行、内有利になりやすい馬場だった。
2019年に単勝93倍の12番人気ながら勝利したロジャーバローズは1枠1番から先行し強気の早仕掛け。当時「ウマい馬券」にて公開した予想でもロジャーバローズを◎に推奨していたように、このレースの傾向を示す象徴的な馬だった。
しかし、2021年は一転して「外有利」のトラックバイアスに。1着馬から3着馬までが上がり1位を出した馬。6着までに入った馬のなかで断然人気で敗れたエフフォーリア以外の5頭が5枠より外の二桁馬番。外から末脚を伸ばす馬に有利な馬場になっている。
2022年はトラックバイアスなく全馬が力を発揮できる公平な状況だったため、トラックバイアス判定はつけなかったが上がり2位のドウデュースが1着、上がり1位のイクイノックスが2着。7枠より外からスムーズに運んで、直線で末脚を発揮した実力馬が順当にワンツーした。
2023年は「外有利」と判定。道中のペースが遅いにもかかわらず、逃げた馬と2番手以降が大きく離れて特殊なレースになったが、4番人気以下で3着内に好走した1着タスティエーラ、3着ハーツコンチェルトは6枠より外だった。
2024年は9番人気1着ダノンデサイルが上がり4位、7番人気3着シンエンペラーが上がり2位。2着ジャスティンミラノと3着シンエンペラーは7枠より外だった。
2015年から2020年の間では6番人気以下で3着内に好走した3頭全てが最初のコーナーを5番手以内で通過。また、いずれも4枠より内。
2021年以降はそれ以前のレース傾向とは真逆ともいえるトラックバイアスになっている。
先週のオークスも上がり3位以内が3着までを独占。4番人気1着馬と10番人気3着馬は7枠。
位置取りやコース取りを問わず、直線でどれだけ伸びられるかが勝負を分けていたように、今の馬場状況も末脚の要求度が高い。
今週からはCコース替わり。週末も不安定な天気予報となっているものの、今開催は路盤の状態が良く、当日にまとまった降雨がない限りは先週や例年の当レースと大差なく軽めの馬場コンディションで行うことができるだろう。
末脚のしっかりしたタイプ、そのなかでも外枠から狙いたい。・・・
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馬場虎太郎
トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価
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