【日本ダービー予想】人気馬が強く、紛れが起きにくいGI

アプリ限定 2025年05月29日(木) 18:00

こちらのコラムでは、俺プロ出身のYUTA氏が当週の重賞有力馬を診断。「あり」か「なし」かの2択でジャッジします。

今週YUTA氏が注目したのは、東京競馬場で行われる日本ダービー(GI)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!

継続騎乗の皐月賞上位馬が狙いに

 まずはコースの特徴について。

 先週のオークスの回でも述べたが、東京芝2400mは直線が長いということ以外は至って標準的なコースレイアウトであり、各馬が能力を発揮しやすい条件。ペースはメンバー構成によってまちまちではあるが、概ねスローペースからのラスト3~4Fの勝負になることが大半で、高い瞬発力が必要不可欠となってくる。

 次にレース傾向について。

 サラブレッドの頂点を決める一生に一度の大舞台で世代の強豪が数多く出走するうえに、各馬が能力を発揮しやすい条件ということで、上位人気馬が順当に好走する傾向が強くなっている。

YUTAの「この馬どっち?」

 上の表は過去10年の人気別成績をまとめたものだが、見て分かるように3番人気以内に支持された馬の好走率が非常に高く、連対馬もほとんどが5番人気以内であるので、無理に穴から狙うのは禁物と言っても良い。

 また、ここで上位人気に支持される馬というのは基本的に皐月賞で好走した馬が多いので、前走レース別成績では当然のように皐月賞組が強く、その中でも3番人気以内に支持されていたかもしくは3着以内から臨み、継続騎乗かつ当日5番人気以内だった馬は過去10年で[5-9-3-6]と非常に高い確率で好走しており、該当馬は今年も重視すべき存在となるだろう。

 さらに、近年はペースアップが早くなるタフな展開になったり、外が伸びやすい馬場になってきたりしたことで、以前に比べて外枠や差し馬の台頭が増え、内枠や先行馬の活躍がそれほど目立たなくなってきている点もポイント。勿論、当日の展開や馬場によっては内枠や先行馬が有利になる可能性はあるが、一応そういった傾向があるというのは頭の中に留めておきたい。

 以上のことをふまえて今年のメンバーを見てみると、これといった逃げ馬こそいないものの、捲りを身上とするファウストラーゼンがいるので、スローからのロングスパート勝負になる可能性が高く、持続力に長けた馬を中心に狙うのが得策となりそうだ。

【上位人気想定馬ジャッジ】

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YUTA

2021年9月の俺プロ最強位バトルで上位入賞し、同年11月にウマい馬券でデビュー。2023年には年間プラスを達成し、その実力が本物であることを証明した。回収率はもちろんのこと、全予想家の中でも上位を誇る安定した的中率の高さもYUTA氏の特徴で、派手さはないものの万人受けする予想でファンを拡大している。

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