2025年05月30日(金) 18:00
この時期だけに渋馬場になることが再三。今年も週末の雨が大きく影響してダートは「重馬場」になるのは避けられない。タイセイサムソンが圧勝した2023年は重馬場で「1分33秒8(自身の上がり35秒4)」の高速決着だった。
そこまで速くならなくとも、1分34秒台のタイムを持つ馬が複数いるので、1分34秒台の高速決着が予測される。そうなると初ダートのドゥアイズ、レディントン、ダート2戦目のアサヒなど、ダート実績のない馬も侮れない。その初ダートのドゥアイズ(父ルーラーシップ)に注目したい。
ルーラーシップ産駒のほとんどは芝での活躍馬。母の父に同じディープインパクトを持つ2022年の朝日杯FSの勝ち馬ドルチェモアも、ダート戦に転向したがここまで思うような結果が出ていない。だから死角大だが、デビュー当時440キロ台の小柄な牝馬だったドゥアイズは5歳の現在480キロ台に馬体が成長し、明らかにパワーアップしている。
もともと調教は軽快に動くタイプで、陣営は早い時期からダートに挑戦の意向も持っていた。芝の1600mには1分32秒1を筆頭に1分32秒台が計3回。1分33秒台の記録が5回もあるスピード能力満点のマイラー。時計勝負のダートなら、あと一歩の詰めが甘くまだ2勝にとどまる物足りなさが解消されるかもしれない。
もちろん、調教と実戦のダートは大違いなので、本当は外枠が良かった。この枠順だと揉まれて失速の危険はあるが、芝からのスタートなので好位につけられれば、簡単にはバテない強みが生きる可能性がある。
単・複中心に、ウェイワードアクト、ハビレ、サルヴァトーレなどの人気馬はもちろん、アサヒ、レディントンにも流したい。
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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