2025年06月02日(月) 18:00
競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに安田記念出走予定馬の中から14頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
ウインマーベル
美浦・深山雅史 牡6
▲5月28日撮影(c)netkeiba
ケイコの動きで状態を判断しやすいタイプ。サウジ遠征から帰国後の攻め内容はパッとせず。馬体が少しさみしい感じでトモの膨らみも物足りず。後肢を流し気味で本来の力強さが出ていない。体を大きく見せることが理想。昨秋のマイルCSでは3着に健闘したが、マイルは本質。長い重心が低く胴の詰まった体形。
ウォーターリヒト
栗東・石橋守 牡4
河内厩舎から石橋厩舎へと転厩して迎える初戦。3連勝中の東京マイルへ向けて調教量は豊富だが、少し皮膚が分厚く余裕残しと見せる。太い首差しにガッチリとした胸前、腰位置が高くパワーにあふれたドレフォン産駒。撮影の翌日にメイショウタバルと併せてビッシリやれているので、トモ周辺の隆起が明確になれば好仕上がりと見ていい。
エコロヴァルツ
栗東・牧浦充徳 牡4
レコード決着の中山記念と大阪杯を激走。右前の爪は気になるが光沢のある肌質に穏やかそうな表情。少しねじれた撮影姿でトモ周辺は小さく見せるが、筋肉のハリ感は全く落ちていない。脚長体形でも胸が厚く短めの背中からはマイル〜9Fベストのイメージ。馬は完成されており、朝日杯FS以来2度目のマイル戦でも注目すべき1頭。
ガイアフォース
栗東・杉山晴紀 牡6
4月27日の香港チャンピオンズマイルに出走。検疫から戻って間もない状態での出走となる。いつも撮影姿は綺麗に良く見せる馬だが、頭を前に投げ出して重心が定まっておらず、腹線をぼんやりと締まりのない体つき。2年続けて4着と頑張っている安田記念ではあるが、今年はローテーション的に厳しいところがありそうだ。
サクラトゥジュール・・・
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