【日本ダービー回顧】ライバル完封で完璧な競馬に 最高の名誉を人馬ともに獲得した日本ダービーの回顧とは

2025年06月02日(月) 18:00

とうけいば回顧

日本ダービーを制したクロワデュノール(撮影:下野雄規)

 今週はついに日本ダービー!

 秋の菊花賞に向けて、買いたい馬はいるのか?

 早速回顧していきます。

2025年6月1日 東京優駿(日本ダービー)

舞台:東京 芝2,400m
勝ち時計:2:23.7
レースラップ:12.6 - 11.4 - 11.7 - 12.1 - 12.2 - 12.1 - 12.1 - 12.5 - 12.2 - 11.8 - 11.3 - 11.7
ペース:平均ペース(60.0秒 – 59.5秒)
風向き:影響なし
脚質:やや前有利
馬場:やや内有利

【レースポイント】

1.前日に雨が降ったが、Cコース替わり初週で内有利
2.逃げ馬を除くと2番手以下は明確にスローペース
3.前有利・内有利で近年のダービーらしい傾向

【レース概要】

 前日にかなりの雨量があった東京競馬場だが、馬場は一気に乾いて良馬場での開催。

 日本ダービーの1つ前のレース(東京10R:むらさき賞)では前半1000mが56.8秒と強烈なハイペースになったが、2番手の内を走ったパワーホールが5着入線。このことから馬場は内が使える状態だったと判断。

 レースはホウオウアートマンが逃げるも、2番手のサトノシャイニングは離れておりペースはややスロー。馬群が縦長になっていたことからも、前有利の展開になった。

 よって今年のダービーも前有利・内有利の競馬。

 ただし、外を回した馬は最大でも内から3頭分。そしてコーナーでそこまでペースが早くないので、大きな不利にはなっていない。東京競馬場らしく能力が問われる競馬になった。

【回顧点数表】

各馬がどれだけ能力を発揮できたか点数化。
普通が4点。なんらかの不利があった場合は3点以下。
反対に馬場や展開など恩恵があった場合は5点としています。

5点:スムーズで恩恵ある
4点:能力通り
3点:やや不利があるも許容
2点:不利による影響あり
1点:完全に参考外

【各馬解説】

1着:クロワデュノール 5点
 出たなりで3番手。・・・

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とうけいば

2019年6月、Twitterで全くの無名アカウントからスタートした予想家活動が瞬く間に急成長。2021年10月には自身初の単行本「降格ローテ」が出版され、いま最も波に乗る新進気鋭の若手予想家。

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