2025年06月06日(金) 18:00
登録馬が多く「10頭」も除外馬が出た混戦の3勝クラスの特別戦(昨年はタイキシャトルC)。2017年からダート1400mに固定されていて、今年はハンデ戦で行われる。
定量戦だった2023年が3連単298万円強。ハンデ戦だった2024年が3連単35万円台。非常に波乱の多いレースで、1400mで行われた過去8年、馬券に関係した24頭のうち、半数の12頭を6番人気以下の伏兵が占めている。
はっきりしている傾向は、時期的に「4歳、5歳」の活躍が顕著なこと。1400mになった最近8年、馬券に関係した24頭のうちベテランは1頭だけだった。
4歳ヘルモーズ(父モーリス)から入りたい。新馬勝ちは芝2000mだったが、途中からダート戦に方向転換し、今回と同じダート1400mではここまで[2-1-2-2]。3勝クラスに慣れ、目下3着(0秒2差)、3着(0秒4差)。
時計の出る重馬場とはいえ、前走の高瀬川Sは自己最高の1分22秒6。内枠で揉まれた前半は後方に置かれたが、直線は馬群を割って猛然と伸び、上がり35秒6だった。当時は定量58キロ。今回は2キロ減の56キロで出走できる。
母ヴェルザンディ(その父アグネスタキオン)は、ディープインパクトときわめて似た血統背景をもつ3歳下の妹。サンデーサイレンスの「4×3」。モーリス産駒は芝向きの活躍馬が圧倒的に多いが、510キロ台の馬体に恵まれたヘルモーズは、これからダート戦を中心にまだまだパワーアップすると思える。今回はD.レーン騎手を配してきた。
人気は割れるはずなので、まず単・複。連勝馬券は同じ4歳馬で格上がりだから56キロにとどまったプロミシングスター本線に手広くいきたい。
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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